＜東店＞最終回かも 本日の整備選手権
全国150人の読者の皆様こんにちは
最近、会社の電話機が20年ぶりに入れ替わりまして
取引先の名前が出たり、
電話帳の機能が付いて使いやすいんですが
『今日は何か使いにくかったんです』
え、
NTTに相談するところでした。
ということで、今日は車の
姿勢制御とタイヤのお話し
点検などでタイヤが減っているとき
や
古くて硬化しているとき
は
交換をおすすめしますが
本来なら4本同時交換が
整備の基本ではありますが
様々な理由で2本だけ
交換することがあります(‘_’)
ここで問題になるのが
新品になったタイヤをドコに取り付けするか・・・
誰が言い始めたか
前輪駆動だったら、
新品が前って言葉を聞くことがあります
じゃぁ何で？って聞くと前が先に減るからって。
なら、古い後ろタイヤはいつ減るの？(・・?
特に1モーター、2モーターのハイブリット車は
回生ブレーキの関係で
走る、曲がる、止まるの前タイヤの仕事量が
ガソリン車に比べて大きいです。
頑張ってる前タイヤに比べて
後ろタイヤは、強めのブレーキをかけた時に、
止まる仕事くらいしかしてないのです
転がるのが仕事。(‘_’)
このパターンで、新品を前につけると
後ろタイヤは古くなって、
タイヤが劣化してヒビだらけの車をみかけます
結局、溝が残ってるけど交換になります。
タイヤの消費期限は約5年。。
そして古いタイヤはグリップしません。
自動車は後ろタイヤが滑った時の方が、
制御不能な動きをします。
前が滑った時は、ハンドル切っていれば、
速度が落ちればグリップが戻り曲がりますが、
後ろが滑った時は、
行きたい方向と逆にハンドル切ったり、
場合によってはアクセルを
踏み増す必要があります。
とっさの時に普通の人はそんな事できないので
まずは
安全運転、安心なタイヤ
が重要です。
それでも、天候などの要因で
滑ってしまった時のために
10年程前からホンダ車は軽でも何でも、
横滑り防止装置とかVSAとか言われる
車がカーブ等でスリップした時に、
車の姿勢を安定させる機能がついています。
この機能は、車の車輪の回転速度の差を検知
（それ以外もGやヨーや切れ角、
車速も関係しますが）
して制御しています。
この機能がまともに働くためには、
4本同じ銘柄のタイヤ、
同じ減り方が重要になってきます。
この機能も、前タイヤが大きい（新しい）
方が制御の介入が遅くなり
不安定になる傾向にあります。
このような理由から、仕方なく2本交換するなら
前輪駆動の車は、後ろに新品タイヤ付けた方が
安全で経済的と言えます(‘_’)💰
こんな感じで
タイヤ1本切れちゃったので交換する時も
2本単位で交換しないと
タイヤの回転速度差が左右で出るので
やはりVSAが性能を発揮しきれません💦
車って奥がふかい。。
整備選手権のライターが転勤なので、
今回で最終回かも。。。😢
Written By ホンダの本田さんと呼ばれて
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